背中にきび自体はほとんど臭いはしませんが、にきびが発生する状態は
皮脂分泌が多いため、皮脂由来の油臭はあります。
身体の中で特に皮脂が多い部位は頭皮であり、触ると指先が
テカテカになります。
皮脂の臭いを嗅いでみると、植物油と動物性脂肪を
合わせたような臭いがします。
背中にきびが大量に発生している状態は、肌バランスが
正常ではないのです。
乾燥肌もにきびを発生させることはありますが、ほとんどはオイリー肌であるはずです。
5つの肌の種類と特徴|肌質でケアもトラブルも変わる
肌質の種類には、大きく分けて5種類があります。
まず初めに普通肌ですが、これは皮脂と水分のバランスが取れたとても理想的なものです。
普通という表記なので良くないのではないか、と誤解されがちですが、最もトラブルが起こりにくく
誰もが理想とする肌質である程度遺伝子によるものとも考えられます。
次に乾燥肌ですが、水分や皮脂の量がたりていないため常に乾燥しがちな状態が特徴です。
水分や皮脂はもともと人の体に備わっているものですが、体質によっては足りずに
かさつきが気になってしまうケースもあります。油分や水分を適切に補給するケアを行いましょう。
脂性肌は、皮脂の分泌量が多く毛穴やニキビなどのトラブルが起こりやすい特徴があり
ある程度体質によるところもありますが、生活習慣などによるところがあるのも特徴です。
毛穴が詰まるとニキビや黒ずみのトラブルが起こりやすく、化粧崩れが起こりやすくなります。
混合肌は、乾燥と脂性が混じった状態を指しますが多くの女性がこの状態に悩まされています。
皮脂は出るのに部分的にかさつくというのが特徴です。
最後に敏感肌ですが、季節の変わり目や添加物などに反応しやすいので
無添加化粧品を使ったり、規則正しい生活をする必要があります。
背中にきびをより早く改善する
背中にきび自体はほぼ無臭ですが、肌トラブルが発生する状況では体内に問題があるケースが多いです。
胃腸の調子が思わしくない、冷えを感じている、血行不良である、といった自覚症状がある方は注意が必要です。
体内毒素が溜まっている場合もにきびが発生しやすくなるため、毒素を排出させるデトックスが必要です。
足浴で身体を温める、ファスティングドリンクでダイエットする、などの対策が効果的です。
体臭は食べ物が原因で発生することが多いので、肉類の食べすぎを防いで野菜を多めに摂るようにしましょう。
また、背中にきびに関しては自己管理が難しく、ケアを怠ると悪化してしまう可能性もあります。
ドラッグストアにも背中にきび用の医薬品はいくつか置かれているようですが、自分の肌質や
にきびの状態に合わないものを使ってしまう危険性もありますので、背中にきびが気になる方は
まず皮膚科へ相談をしに行き、必要があれば治療を受けることがお勧めです。
治療をするにしても少々時間のかかるにきびケアですので、安易な自己処理は避ける方が良いでしょう。