少し前までは何のトラブルもなかったのに、いきなり背中にきびができてしまうことがあります。
この場合、体質による影響というよりは環境の変化やストレス、ホルモンバランスの
崩れなどによる影響が強いので、原因を突き止めて正しく対処していく必要があります。
美への近道!ホルモンバランスのリズムを理解しよう
女性の体はホルモンの影響を大きく受けています。
ホルモンには4段階の周期があり、卵胞期・排卵期・黄体期・月経と変化を繰り返しています。
女性ホルモンは、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンの2種類で
特に女性の美には「エストロゲン」が重要な役割を果たします。
このホルモンが活発に分泌される期間にダイエットをすると効果が現れやすくなります。
この期間は生理後から排卵までで、このホルモンのリズムを把握して活用することが、美への近道と言えます。
しかし同時に、気をつけなくてはならないこともあります。
過度なダイエットをして、大きく体重を落としすぎてしまうことです。
平成23年厚生労働省調査によると、BMI18.5未満のやせ型が20〜29歳女性の24.2%を占め、
若い女性の痩せすぎが問題になっています。
過度なダイエットによる痩せすぎは、女性に大切なホルモンバランスを崩してしまいます。
その結果、女性らしさが失われ、逆に美しさからかけ離れてしまうということになります。
そうならないためにも、ホルモンバランスを理解することは大切です。
原因を理解して対策を取っていくこと
どのような理由であっても、背中にきびは毛穴に詰まった皮脂や汚れをきちんと取り除いて
保湿を行っておくことで、大抵は改善されます。
皮膚細胞の働きを活性化させることができれば、急にできたものならある程度は
落ち着いていきますので、まずはそのケアに専念するべきです。
ただし、対処法ばかりに目がいってしまうと、原因を突き止めることができず、
結局同じような症状を繰り返すことにつながりますので、原因を知っておくことは大切です。
原因が分かったら、今後できないように対処法を考えておくことで、
背中にきびのできにくい環境を整えていくことができます。
繰り返しできていると徐々に症状が重くなりますので、注意が必要です。
こういった機会に生活習慣を見直して、改善していくことで肌の質も良くなり
美しさを保つ秘訣にもなります。
もし、一度できたニキビが対処しても改善されないという場合は
対処法を見直すか、皮膚科に相談しに行って見てもらうと良いでしょう。
自分では自覚できなかった原因が見つかるかもしれません。
また、専門医からのアドバイスを受けることによって、
安心してケアを行うことができるでしょう。