背中ニキビはかゆみを増すこともあります。
ちょうど炎症を起こしている時期がかゆいのですが、決して掻いてはいけません。
掻くとニキビに汚れがついてしまい、しかも刺激によってさらに炎症を起こしてしまいます。
もちろん背中のことですのでニキビとわからずにかいてしまうことも
多いと思いますが、我慢してください。
あまりにも知らずにかきむしった結果背中が血だらけになることもあります。
また、炎症のせいで完治したあともシミとして残ってしまいます。
赤や茶色で残ることも多く見た目に汚いので、
もしも痒くて仕方ない場合は乾燥を防ぐ化粧水をつけるのもいいでしょう。
また背中は石鹸のカスが残らないようにきっちりとお風呂では洗い流してください。
結構忘れがちなのがシャンプーやリンスのすすぎ残し。
髪や地肌は丁寧にすすいでいても、そこから背中に流れてくるのをすすぎ切れていないことがあります。
これは、お風呂で髪から洗うことで簡単に防ぐことができますので、試してみるといいでしょう。
なかなか自分で背中は見えませんが、人からは良く見える部分です。
そして人からはなかなかニキビの指摘ってしてもらえないことも多いです。
ですから、自分で時々鏡などでチェックするといいでしょう。
早めに見つけて対処すれば、跡が残ることもなく、きれいに完治させることもできるのです。
レーザー治療での気になる副作用
ニキビ跡を消すためにレーザー治療を行うと、副作用がおこる場合もあります。
一番多いものは肌に赤みがでたり、肌が粉を吹いたようになりかさぶたができ
ざらざらした手触りになることですがこれらの症状は早い人は数日で解消します。
人によって回復するまでの日数が異なるため、決まった用事がある場合などには
行わないほうがよいこともあります。
レーザーは肌に無数の穴を開けて新陳代謝を促進したり、肌の表面を
削り取ることでニキビ跡を治療するため肌に負担がかかります。
肌が弱い人などがダメージが強すぎた場合にはやけどのようになって
水ぶくれや色素沈着を起こすこともあります。
多くは一過性のもので3か月ほどで薄くなっていきますが、1年以上かかる人もいます。
ニキビ跡のレーザー治療は保険適用外のため高額な費用がかかりますが、
却って状態が悪くなり治療が必要になる場合もあるので行う際には
よく医師と相談してパッチテストを受けるなど準備が必要です。