背中にきびは汗や皮脂、衣服の刺激やストレスなど様々です。
軽いうちはそれ程違和感を感じる事はなく、
触ってみたらできていると気づいたという人も珍しくありません。
しかしその状態で放置して悪化させてしまうと、次第に赤味が増し、
痛みが出てきてしまうので注意が必要です。
背中にきびを発見したら、まずは保湿と清潔を心掛けます。
石鹸で丁寧に洗い、石鹸分は残さない様に洗い流す、
また髪の毛が長い人は結って毛先でにきびを刺激しないようにします。
また、洗う際には強くこすって肌を刺激しないように気をつけましょう。
洗い終わったら水気をしっかりと拭き取ることで、雑菌の繁殖も防げます。
そして清潔な状態にした後に、化粧水やボディークリームなどで
ケアをすることが大事です。ここで何もせずに放置してしまうと
肌が乾燥したり雑菌が入りやすくなってしまい、結局またニキビができてしまいます。
清潔を保ち、適切なケアを行えば、必要以上に悪化させてしまうことはありません。
背中ニキビの原因はバスタオル?洗濯頻度の違いで菌が激増
バスタオルは風呂上がりの水滴を拭うのに欠かせませんが、サイズが大きいので毎日洗濯しない方も多いです。
一度拭いて、風通しの良い場所に干しておけば乾燥するので一見問題無いかのように思えます。
しかし、急速に乾燥する訳ではないので、湿っている時に菌の増殖数は増えます。
衛生微生物研究センター調べでは、一度使用しただけで病原体数が100倍になると判明しました。
二度使用した場合も同様に増えるので、洗わず使い続けるとバスタオルが病原体だらけになってしまいます。
これではせっかく体を洗ったにも関わらず、最後に菌を塗りたくっているようなものです。
当然付着した菌によってニキビが発生しますし、眼病など他の部分にも悪影響を及ぼします。
なので、理想の洗濯頻度は毎日です。
むしろ毎日洗濯しないと入浴の意味が失われると言っても過言ではありません。
大きくて洗濯が大変であれば、小ぶりのタオルを購入するなどの手段を選びたいものです。
対策をしていてもニキビが治らない場合
もし悪化して痛みが出てしまった時は、衣服を着るだけでも刺激となります。
そういう時は出来るだけ早い時点で皮膚科に行って診察を受け、適切な治療を受けましょう。
基本的には塗り薬を患部に塗る事になりますが、
酷い場合は内服薬を利用したり、漢方薬を使ったりする事もあります。
その人の肌の状態や通院する病院によっても選ばれる治療法は変わって来ます。